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 忠犬の伊勢代参(長野原町) (平成24年)(2012/10/5)

 「吾妻プチtaviだより VOL.6」

 吾妻の隠れた見どころや気になるお店、ちょっといい話など、読めば吾妻がさらに面白くなるプチ情報をご紹介します。

 第6回は長野原町の犬塚峠のお話です。

 吾妻路で長野原から西に向かうと、嬬恋村と草津町の分岐点となるのが大津の交差点です。ここに、渋谷の忠犬ハチ公と似た、犬の銅像があるのをご存じですか。

こんな感じです。

横から見るとこんな感じ。

犬の像の横には、犬の像や地域の地名「犬塚峠」の由来を説明する、碑も建てられています。

 画像では、分かりにくいかもしれませんので、簡単に説明します。

 昔、この地域の村に、一匹の迷い犬が来た。村人がこれを哀れと思って食物を与えるとこの村に居着くようになった。ある年のこと、犬がどこかへ行ったのか姿を見せなくなった。それから2ヶ月あまりの過ぎ、村人がこの犬のことを忘れた頃、犬が突然戻ってきて、その吠える声で村人を起こした。その時、犬は「天照皇大神の大麻札」を背負っていたため、村人は犬が伊勢参宮をしたのだと信じ、その「天照皇大神の大麻札」を丘の上に祀って崇め拝むことを怠らなかった。今もそのお宮が残っているとのことである。この犬は村人にますます可愛がられ、その後犬が死んだとき亡骸を葬り「犬塚」を建てたのが、地名の由来だという。

 この「犬塚」という地名は、真田藩政の時代、寛文三年の検地水帳に記載されているとのことです。今は、自動車であっという間に過ぎてしまう、この交差点ですが、この地が「犬塚峠」と言われた時代は、往来する旅人が白根おろしの猛吹雪に遭い、街道筋でも冬の難所であったと伝えられています。この交差点に面する酒屋さんでは、「犬塚峠」という地酒も販売しているようです。

 これは、余談ですが、現在ではこの交差点が「大津」で道を登っていくと「草津」です。草津やこの地域の人は、滋賀県の大津、草津と間違えてこの地域に来てしまった車から道を聞かれた経験を持つ人が少なからずいます。「高速道路であと6〜7時間」と答えた、と語ってくれた方もいました。

◇プチtaviだよりバックナンバー
 
VOL.1 添うが森 添わずが森(高山村)
 ・VOL.2 嬬恋キャベツ消しゴム(嬬恋村)
 ・VOL.3 川中温泉(東吾妻町)
 ・VOL.4 JR吾妻線・大前駅
 ・VOL.5 ハート型土偶(東吾妻町)

◆吾妻エリアの観光情報
 ・tavi 吾妻エリアルートガイド
 ・吾妻探検隊

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