JR吾妻線の付け替え線建設が進んでいます (平成24年)
2012/12/10

  『吾妻探検隊・突撃レポート Vol.22』

 吾妻は、温泉や自然、おいしい食べ物や人情の宝庫。

 そんな吾妻のイイとこをもっと皆さんに知っていただきたくて、吾妻探検隊は、今日も各地を駆けめぐります。

 JR吾妻線は、八ッ場ダムが完成すると、現在の路線(以下「現線」と呼びます。)の一部が水没します。このため、岩島駅と長野原草津口駅の間で、付け替え線(以下「新線」と呼びます。)が建設されています。

吾妻線付け替え図

 現線は、吾妻川の左岸(北側)を走っていますが、新線は岩島駅の西で右岸(南側)に渡り、新川原湯駅(仮称)で地上に出る以外は、ほとんどトンネルの中を走ります。現在、建設工事が急ピッチで進んでいるので、その様子をご紹介します。

 岩島駅の西約1㎞の地点で現線と別れ、吾妻川をコンクリート橋で渡ります(地図中①地点)。ご覧のとおり堂々たる橋です。PRC斜版橋と言うんだそうです。橋の先(下の写真の手前)で八ッ場トンネル(全長4,582m)に入ります。

  八ッ場トンネルを抜けると新川原湯駅です(地図中②地点)。ホームはほぼ完成しているように見えます。駅舎本体もすでに着工されています。
 駅を出ると、すぐに川原湯トンネル(全長1,870m)に入ります。

 新川原湯駅と長野原草津口駅の間で、唯一、この鉄橋の部分で地上に出ます(地図中③地点)。この橋、よく見ると天井があるんです。映画「マディソン郡の橋」を思い出させます。鉄橋を通過すると、すぐにまたトンネルです(横壁トンネル、1,737m)。

 長野原草津口駅の手前約1㎞のところで地上に出て、すぐにコンクリート橋を渡ります(地図中④地点)。岩島のものとはまた違ったアーチ型で、両端にニョッキリ生えた角(!?)がおもしろいです。そこからは高架線になり、長野原草津口駅手前で現線に合流(地図中⑤地点)します。長野原草津口駅も、今の駅舎の西側に新しい駅舎が建設中です。

新線への切り替え時期は未定ですが、長野原草津口駅の新駅舎は、来年夏にも完成の予定です。

現線には、「日本で一番短いトンネル」として知られる樽沢トンネルや、

年代物のトラス橋など、

鉄道ファンには見逃せない「見所」が一杯です。この区間を列車が走る光景が見られるのも「今のうち」です。是非、見に来てください!

 

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