昭和レトロな温泉と花と果物の里を訪ねて 富岡製糸場と四万温泉コース

富岡製糸場とノスタルジックな四万温泉街をそぞろ歩いて良質な温泉を楽しむコース。
四季折々の花が楽しめる花の駅や北関東屈指のフルーツの産地・榛名のくだもの街道にも立ち寄り、
新鮮な果物をおみやげに!

富岡製糸場で日本の近代化と経済の発展に貢献した実績にふれた後は、四万温泉を目指す。関越道を経由し、国道353号を北上しながら途中、観光スポットに立ち寄ろう。
昼食におすすめなのが、中之条町ふるさと交流センターtsumuji(つむじ)。カフェやショップのほか、食事処やアジアン雑貨、パンやジェラートなど7店舗が集うフードコートがある。
四万温泉の入り口にある甌穴は、川の流れが川底の岩盤を丸く削ったもの。駐車場の近くに河畔へ続く階段があり、階段を下りるとすぐ目の前。数万年もの長い歳月をかけて造り上げた自然の芸術を間近で見ることができる。
宿泊する四万温泉の歴史は古く、初めて宿が開業したのは永禄6年(1563)と伝わる。昭和29年(1954)には国民保養温泉第一号にも指定されている。「四万の病に効く」ことからその名が付いたとされる温泉の質の良さはもちろん、人気を集めているのが温泉街のレトロな雰囲気。スマートボールが楽しめる遊技場などがあるので、浴衣に着替え、下駄を鳴らして散策したい。
2日目は、四季折々の花々が咲き誇る花の駅 美野原と、道の駅くらぶち小栗の里を訪ねよう。道の駅から関越道高崎ICに向かう途中には、近隣の農園で採れた果物の直売所が並ぶ榛名のくだもの街道を通る。新鮮な果物はおみやげにもぴったり。

上信越道富岡ICまたは上信電鉄上州富岡駅 → 〈移動〉ICからは約3キロ(車約10分)駅からは富岡製糸場まで約1キロ(徒歩約15分)→ 各市営駐車場 → 〈移動〉約0.5キロ〜1キロ(徒歩約10分〜20分) → 富岡製糸場

養蚕農家などから納められる繭を保管した東置繭所。主要な建物は木の骨組みに煉瓦を積み上げて造る「木骨煉瓦造」で建てられた。

理解深まるガイド体制が充実富岡製糸場

明治5年(1872)に創業した官営の製糸工場。ほぼ当時のまま残る主要な建物のうちの2棟は内部の見学も可。建物自体の価値はもちろん、エピソードを交えてのガイドツアーや展示パネルなどを通じて、設立から操業停止までの115年にわたる工場の歩みがわかりやすく学べる。また、曜日によっては座繰り実演・体験やフランス式繰糸器実演も行われる。

9時〜17時(受付は閉場30分前まで。20名以上要予約)/12月29日〜31日休/大人1000円/電話:0274・62・5439(富岡市観光おもてなし課)

富岡製糸場の詳細はこちら >>

  • 解説員によるガイドツアー(約40分)がおすすめ。9時30分〜11時30分、13時〜16時まで30分刻みで出発(16時発は4月〜10月のみ。)。1人1回200円

  • 富岡製糸場の歴史や各建物について、解説員によるガイドと同じように誘導型で案内する音声ガイド。5か国語対応。1台200円

  • 西置繭所保存修理工事の現場を期間限定で公開。屋根の様子などをリアルに体感できる。受付は9時~16時。料金(ヘルメット貸出料)大人200円、中学生以下100円(別途、富岡製糸場見学料が必要)。

  • 繰糸所内部。昭和62年(1987)まで使われていた機械がそのまま残る

富岡製糸場 → 〈移動〉約0.5キロ〜1キロ(徒歩約10分〜20分) → 各市営駐車場 → 〈移動〉約3キロ(車約10分) → 上信越道富岡IC → 〈移動〉約45キロ(車約30分) → 関越道渋川伊香保IC → 〈移動〉約24キロ(車約40分) → 中之条町ふるさと交流センターtsumuji

町の情報・文化の発信基地中之条町ふるさと交流センター tsumuji(つむじ)

館内には地元作家が作ったアクセサリーや陶器、伝統工芸品などを扱うショップのほか、コーヒーマイスターが生豆から焙煎していれるコーヒーを味わえるカフェ、四万温泉の足湯などがある。敷地内にある芝生のお祭り広場を囲むようにパン屋や和・洋食店など7店が集まるフードコートもある。

10時〜19時※各店舗によって異なる/木曜休/電話:0279・26・3751

中之条町ふるさと交流センター tsumujiの詳細はこちら >>

中之条町ふるさと交流センターtsumuji → 〈移動〉約12キロ(車約18分) → 甌穴

長い歳月が刻んだ景勝甌穴(おうけつ)

四万川に架かる秋鹿橋から下流へ約130メートルの間にある。甌穴とは川が同じところを渦巻き状に流れ続けることで、川底に沈む小石や砂が岩盤を侵食して作りあげる丸い穴。四万川には大小8つの甌穴があり、大きなものは直径3メートル、深さ3メートルを超える。県の天然記念物。

電話:0279・64・2321(四万温泉協会)

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甌穴 → 〈移動〉約3.5キロ(車約6分) → 四万温泉(泊)

湯のまち風情あふれるレトロな温泉街四万(しま)温泉

四万川の上流、三方を山で囲まれた渓流沿いの温泉地。スマートボールや射的など、昭和レトロな風情が残る。自慢は豊富な湯量と泉質のよさで、その名は“四万の病に効く”ことに由来する。昔ながらの湯治場の風情を残す温泉街には、共同浴場や飲泉所もある。宿は36軒。

電話:0279・64・2321(四万温泉協会)

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四万温泉 → 〈移動〉約13キロ(車約24分) → 花の駅 美野原

可憐な花に癒やされる花の駅 美野原(みのはら)

12万平方メートルの園内には、ハナモモやアジサイなど数百種の植物が植えられ、季節ごとに美しい花を咲かせる。草木染めや陶芸を体験できる施設のほか、レストラン、漢方薬の調剤をしてくれる福寿館などもある。

9時〜17時(入園は16時30分まで)/12月29日〜1月3日休/無料/電話:0279・75・7111

花の駅 美野原の詳細はこちら >>

花の駅 美野原 → 〈移動〉約27キロ(車約47分) → 道の駅 くらぶち小栗の里

江戸末期の幕臣・小栗上野介ゆかりの地道の駅 くらぶち小栗の里

屋上デッキから田園風景を見渡す素朴な施設。農作物や加工品などを取りそろえた販売店舗のほか、倉渕の食材を使った手づくり料理を楽しめる食堂、展示室などがある。

販売店舗9時〜19時※施設によって異なる/第2木曜、12月31日〜1月3日休/電話:027・384・8282

道の駅 くらぶち小栗の里の詳細はこちら >>

倉渕のこだわりトマトカレー(750円)

道の駅 くらぶち小栗の里 → 〈移動〉約14キロ(車約23分) → くだもの街道

榛名でフルーツを堪能くだもの街道

高崎市の榛名地域を流れる烏川と並行するように伸びる国道406号。その両側には近隣の農園で栽培された果物を販売する直売所が立ち並び、くだもの街道という名称で親しまれている。6月の梅やブルーベリーに始まり、7月は桃、プラム、8月から11月にかけては梨など旬の果物が店頭に並ぶ。

電話:027・374・5111(榛名観光協会)

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くだもの街道 → 〈移動〉高崎ICまで約14キロ(車約30分)高崎駅まで約11キロ(車約20分) → 関越道高崎ICまたはJR高崎駅
モデルコースのエリアにある、そのほかのおすすめスポットをご紹介します。

ロックハート城

沼田ICから約10キロ

イギリスの古城を移築・復元し、中世ヨーロッパの街並みを再現。

9時〜17時(入園は16時30分まで)/無休/大人1000円/電話:0279・63・2101

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沢渡(さわたり)温泉

渋川伊香保ICから約32キロ

源頼朝も入浴したと伝わる山間の湯。温泉は肌にやわらかく「一浴玉の肌」と称される。

電話:0279・75・8814(中之条町観光協会)

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岩櫃(いわびつ)山

渋川伊香保ICから約30キロ

標高802メートルの岩山で、中腹には岩櫃城跡がある。晴れた日には頂上から遠く富士山も望む。

電話:0279・70・2110(東吾妻町観光協会)

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