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2021.03.31

取材レポート

世界にひとつだけの〜群馬で手づくり体験

何かを作っている時間って、普段とは全然違う発想が必要だったり、あるいは無になる瞬間があったりと、言うならば日常生活からのちょっとしたトリップ時間ですよね。なかなかお出かけができない最近の状況の中では、お家でものづくりを楽しんでいたという方も多いのではないでしょうか。この記事ではご紹介するのは、群馬でできる手づくり体験。藍染とトルコランプ作りという、お家ではなかなかできない体験をご紹介します。

藤岡市「土と火の里公園」で藍染体験

まずご紹介するのは、藍染体験。上信越自動車道藤岡ICからクルマで30分ほどのところにある「土と火の里公園」に向かいます。施設名の「土」と「火」は、藤岡市が、古くから土器や埴輪、あるいは瓦の一大産地として発達してきたことに由来するのだそう。ここでは、藍染などが体験できる染色工房の他にも、ガラス工房、陶芸工房があり、子どもから大人まで工芸体験を楽しむことができます。

さっそく、染色工房へ。出迎えてくださったのは、土と火の里の塩出さん(写真左)と安藤さん(写真右)。染色体験は安藤さんに教えていただきながら進みます。

青く染めるだけでない、藍の効能

「藍には、防腐作用、虫除け作用、そして解毒作用もあると言われています。ジーンズも昔は藍で染められていたのですが、それは藍の成分が蛇や虫などを避けてくれるからなんですね。エジプトのミイラも藍染された布で巻かれていたものがあることがわかっているそうですよ。」と安藤さん。

そんな知識談も交えながら、まずは柄の作り方を教えていただきます。布をクシャクシャと丸めてゴムで止める方法(写真左上)、ゴムや色で部分的に縛る方法(写真右上)、布を細く折り畳む方法(写真左下)、型抜きの板で布を挟んで染める方法(写真右下)などなど。たった一色なのに、こんなに多彩な表情の布が出来上がるなんて、なんて深い世界なんでしょう。

いざ、藍染体験!

「土と火の里公園」では、手ぬぐい、ハンカチ、エコバック、Tシャツ、ストールなどから、お好きなアイテムを選んで染めることができます。今回はオーソドックスに手ぬぐいを選びました。どの柄にしようか迷いますが、初めてなので、一番、偶然の染め上がりに出会えそうな方法を選んでみました。(先程の写真で言うと左上)ゴムで止め終わったのが、下の写真です。これを実際に藍甕(あいがめ)に入れて染めていきます。

藍は生き物

藍染の色の元になるのは蓼藍(タデアイ)という植物ですが、この蓼藍を寝かせて数ヶ月かけて発酵させたものが「すくも」(写真)。この「すくも」を染められる状態にすることを「藍を建てる」といい、灰を通したアルカリ性の水(灰汁)を「すくも」に加え発酵させます。「藍を建てる」方法は、まだまだ試行錯誤の連続と安藤さん。藍が入っているときは、毎日、撹拌したり、時々ふすまを加えたり、温度を調整したりと生き物のように面倒を見ているそうです。

「温度や湿度でも染まり方が違いますし、何回も染めたあとは、しばらく休ませます。温度が急に下がった後は染まりにくくなることもあります。この中で菌が発酵しているのですが、やっぱり人間のように『今日は調子がいい』とか『ちょっと疲れている』とかあるんですよね」とお話くださいました。

さて、いよいよ布を持って藍甕の側へ。ほんのりと独特の発酵臭があり、表面には「藍の花」とも呼ばれる泡が浮いています。この中に布を2分ほど浸けては出して、空気に触れさせ、また浸けてということを何回か繰り返します。浸けたばかりの布は藍色というよりは、深緑のような色。これが空気に触れることによって化学変化で青くなっていきます。

左が藍甕に浸けたばかりの布。これを水洗いすると、灰汁の茶色が落ちると共に、藍の成分が空気に触れて、右のように青い色になります。手ぬぐいがいい具合にモヤモヤとした柄に染まりました。まったくコントロールしようとせずに、「どんな風になるかなー」と偶然に任せて染めてみましたが、我ながら満足のいく仕上がりになりました。

桐生でトルコランプ作り?

もう一つ、ご紹介するのは桐生市の「らんぷやさん」で体験するトルコランプ作り。「らんぷやさん」は桐生市の中心市街地である本町通りからちょっと入ったところにあります。

ちなみに、この本町通り近辺には、江戸時代後期から昭和初期までの建物が多く残されており、関東で5番目となる重要伝統的建造物群保存地区(重伝建)にも選定されています。

本町通りから外れて少し行くと、土間に色とりどりのランプを飾った民家が見えてきます。薄暗い日本の土間に色鮮やかなトルコランプが見事にマッチしています。

出迎えてくださったのは、「らんぷやさん」の須藤(すとう)さん。たまたまテレビでトルコランプ作りを見かけて、これをやりたい!と思ったのだそう。東京のトルコランプ作りの教室に通い、それが発展して、現在のようにトルコランプ作りの教室をするようになったのは2018年からのこと。それまでは全くトルコと縁はなかったそうですが、材料の買い付けにトルコを訪れたり、材料の注文のためにトルコ語のメールと格闘したりと、とってもパワフルな方です。

ラフな素材を、ラフに並べること楽しむ

体験できるのは、コースター、小物入れとしても使えるキャンドルホルダー、あるいは各種トルコランプ。せっかくなので、トルコランプを作ります。選んだのは、電池式のトルコランプ。これなら、コードに縛られずにどこにでも設置できますし、キャンプなどのアウトドアに持っていくこともできます。

最初は写真のように、ガラスの何も貼っていないものからスタート。四角や三角のガラスタイルやビーズを自由に貼っていきます。柄は自由でも良いのですが、悩むのであれば、トルコの伝統的な柄である星や花、キリム、トルコの魔除けの柄などをベースに考えてみます。

こちらが貼っていくガラスタイルやビーズ。色とりどり!

色合わせを考えながら、並べてみて、柄を決めていきます。この時点で既にワクワク楽しくなってきます。

「この段階で皆さん、やっぱりすごく盛り上がりますね。日本人はついつい綺麗に並べたくなりがちだけど、このタイルも形が不揃いでしょ?あまりきっちり綺麗に並べようと思わずに、ラフに楽しみながら作るのがおすすめ」と須藤さん。

柄を決めたら、接着剤を塗ったランプシェードの上に並べていきます。この時、タイルとタイルの間には白い目地が入るので、少し隙間を開けて並べていきます。性格によるかもしれませんが、きっちりしない方がいいとわかった途端に、一気にラフに楽しめるようになりました。「この段階になると、大抵のお客さんが作業に没頭して無言になりますね」と須藤さんがおっしゃる通り、黙々とガラスを貼ることに集中。

写真は4面に基本的な柄を貼り終えた状態。ここまでできたら、その合間をガラスタイルやビーズで自由に埋めていきます。

全部張り終えて、ふと時計をみると、いつの間にか2時間以上が経っていました。後は須藤さんが目地を埋めてくださいます。受け取りは、後日、着払いで発送か、再度、受け取りにいくかを選べます。目地が入った完成状態を早く見たくてワクワクします。(後日、届いたランプが冒頭の写真)

群馬県で体験できて、そしてお家ではちょっとできない手づくり体験を2つご紹介しました。身も心も、日常からちょっとだけトリップして、世界に一つだけのものを作る体験ができる2つのスポット。ぜひ、訪れみてみてはいかがでしょうか?

[インフォメーション]

工芸体験村 土と火の里公園

〒375-0047 群馬県藤岡市上日野2240

TEL:0274-28-0385

https://www.tsuchihi.com/

休園日:月曜日(祝日の場合は翌日)

営業時間:9時~17時(11月から3月は16時まで)

※新型コロナウイルス拡大防止のため、事前のご予約をお願いしております。​

 

らんぷやさん

〒376-0055群馬県 桐生市横山町1-24 (カーナビを設定される際は横山町1-12)

TEL:050-6865-9449

https://lamp-ya.com/

定休日:日曜日(スケジュールはHPをご確認ください)

※体験教室は完全予約制です。

体験
春(4~6月)