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2021.09.14

取材レポート

「山と水の楽園」みなかみ町でリフレッシュ! 〜カヤックで巡る利根川源流〜

みなかみ町は、群馬県の最北端に位置し谷川岳・三国山などの山々に囲まれた自然豊かな町。

「関東の水瓶」ともいわれる利根川源流域にあり、豊富で清らかな水と新鮮な空気に育まれた美味しい農作物、美しく雄大な景色に温泉と、自然の恵みもいっぱい。春の芽吹き、新緑の山々を彩る高山植物、秋の紅葉、静かな雪景色と、美しい四季の変化を感じられる地域です。

みなかみ町のおよそ90%が森林で、その面積はなんと東京23区がすっぽり入るほど!2017年には「ユネスコエコパーク(生物圏保存地域)」に登録され、自然と人間社会の共生を目的とする取り組みがさらに進められています。

みなかみ町では、谷川岳や利根川源流域を、自然のリソースを活かしたアウトドア・アクティビティが盛んに行われています。

都心からのアクセスの良さもあって、気軽に訪れることができる「関東のアウトドア・アクティビティの聖地」とも言われ、夏から秋にかけては、カヤック、カヌー、ラフティング、キャニオニング、SUP(スタンドアップパドル)といった、水源の町ならではのウォーターアクティビティが楽しめます。

 

今回はその中から、ゆっくりと水に浮かぶ贅沢な時間を楽しめる、レイクカヤックのひとつ、サバイディカヤックの魅力をお届けしていきます!

タイの“ゆっくり時間”を感じられるサバイディカヤック

今回私が参加した「サバイディカヤック」は、利根川源流にある湖の、洞元湖(どうげんこ)、奈良俣湖(ならまたこ)、藤原湖(ふじわらこ)の3カ所で開催されているカヌー、カヤックツアーの一つ。

「心を豊かに育んでくれる大自然の中、毎日サバイディであればいいじゃないか」というコンセプトを掲げるカヤックです。「サバイディ」とはタイの言葉で“調子のいい”“気持ちいい”“元気”というような意味を持っています。「忙しい日常を忘れ、ゆっくり流れる時間を感じて欲しい」という、オーナーの想いが込められています。

サバイディカヤックは穏やかな湖の上を、激しい操舵なしにのんびりと進んでいくツアーです。そのため、あまり体力を必要としないので、小さなお子さんのいる家族連れをはじめ、カヤック初心者でも気軽に参加できます。

湖を知り尽くしたガイドさんが、カヤックの操舵からコース内の見どころ案内まで完全サポートしてくださるため、カヤックを扱った事がない方も安心です。

ツアーは「モーニングツアー(6:00〜8:00)」、「半日ツアー(9:30〜12:00、13:00〜15:30)」の2種類(時間帯は3つ)あり、自身のスケジュールに合わせて選ぶことができます。静かな湖面と澄んだ空気に心が癒されるモーニングツアー(現在は受付中止。個別にご相談ください)は特におすすめだそうです。

集合場所は、洞元湖・奈良俣湖・藤原湖の中から、季節や天候、水量などによりガイドさんが事前に決めてくださいます。予約の際に確認しましょう。

サバイディカヤックの敏腕社長・ゆーこさん

今回のツアーをガイドしてくださった、サバイディカヤックのオーナー・ゆーこさんをご紹介します。

「心を豊かに育ててくれるこの大自然を、次の世代へ伝えていく一人になりたい」という想いから、カヌーガイドの経験を経て起業へと至ったそうです。

サバイディカヤックに参加した誰もが笑顔になってしまう、軽妙なトークで参加者を楽しませてくださいます。

参加者が多い時は、旦那さまとお二人でツアーガイドをされることもあるそうです。

 

みなかみ町のカヤックツアーの多くは4歳から参加できるものが主流だそうですが、サバイディカヤックは3歳から参加可能(3歳は無料)です。

ゆーこさんご自身も小さなお子さんがいるママということもあり、ファミリーで楽しみたいという方々の想いを汲んでのことだそうです。

ツアー当日の天候や湖の水量、風だけでなく、参加者の年齢層・体力・気持ちなども考慮してツアーのプランニングをしている、ゆーこさんの配慮と優しさを感じました。

未経験者も完全サポート!出発前の準備はここで

私が参加した日は、湖面の水温や水量の状態もみて、洞元湖のツアーとなりました。湖すぐ脇の駐車場が集合場所。サバイディカヤックの幟が立つ仮設テントが目印です。

受付を済ませた後は、持ち物の確認と必要があればレンタルを行います。

湖上に出る際に必須のライフジャケットをはじめ、防水バッグ、サンダルなどもレンタル可能で、代金はすべてツアー料金に含まれています。

服装ですが、夏場は濡れてもよい服や水着、春秋のシーズンは湖上が冷え込むこともあるためフリースやジャージがあると良いです。

その他にサンダル、タオル、着替え、帽子なども用意していけば万全です。

湖上はかなり直射日光が強いのでシーズン問わず日焼け対策はかなり重要です。私は日焼け止めを塗り忘れて露出した足が真っ赤になりました…。

また、水の上とはいえ夏場はかなり暑くなるので、熱中症対策に水筒やキャップ付き飲料を持参しましょう。

湖上に出ると2時間弱はトイレに行くことが出来なくなってしまうので、出発前に必ず仮設トイレで済ませておくのをお忘れなく。

仮設テントで着替えを済ませ、次にカヤック操舵のレクチャーを受けます。

自分の肩幅に合わせてパドルを持ち、腕の力というよりは、上半身を回転させながら漕いでいく動作を繰り返します。

直進、右折、左折、後退の仕方を確認していきます。

各々の習得度合いやレベルに合わせて、湖上でも少し練習してからツアーをスタートしていくそうなので、初心者の方でも安心です。「頭で考えず実践あるのみ!」と、ゆーこさんはおっしゃっていました。

 

ちなみに、カヌーとカヤックの違いが何かご存知でしょうか。実は、その違いは「パドル」なのです。

カヌーは水を漕ぐブレードが片方だけ(シングルブレードパドル)なのに対し、カヤックはブレードが両端に付いているもの(ダブルブレードパドル)となっています。

カヌーは基本的にパドル2本で漕ぎますが、カヤックは長いパドル1本で漕いでいきます。船の形状ではなくパドルの種類によってカヌーか、カヤックか、呼び方が違うんですね!

今回のツアーは、みなかみ町観光協会の方と私の2人での参加となりましたが、通常は参加者10名程度まで受け付けるそうです。4人家族が2組くらいなら、そこで締め切りにするそう。そうなると、かなりプライベートなツアーとなりそうですね。

ツアー中の湖上での写真も撮ってくださり、終了後にプレゼントするサービス(データのお渡しはSDカードリーダーから読み込むか、iPhoneならエアドロップでもOK)も行っています。

安定感抜群のシットオントップカヤックは初心者におすすめ

集合場所の駐車場から歩いてすぐの場所に洞元湖の湖岸があり、各事業所が保有するカヤックが設置されています。

こちらで本日乗るカヤックを選んでいきます。サバイディカヤックには、1人乗り用のカヤック以外にも2人乗り用、座席を足して3人で乗れるカヤックもあり、小さなお子さんのいるご家族に人気だそうです。

私はカヤック初心者だということもあったので、ガイドさんがおすすめする「シットオントップカヤック」を選びました。

シットオントップカヤックは、船底に小さな穴が空いていて水が足元から出たり入ったりする(自動排水機構)タイプのカヤックです。安定性が良く、バックレスト(背もたれ)やニーベルト(ひざ掛けベルト)も装着できカスタマイズも可能です。扱いも容易なため僅かな練習で簡単に、快適にカヤックを楽しむことができます。湖上でバランスを崩して転覆しても、すぐ水が抜けるのでカヤックの立て直しがし易いのも特徴です。初心者はもちろん、小さな子供たちにもおすすめのカヤックです。

ちなみに、船体が短く、細身で回転がしやすい「リバーカヤック」というタイプや、

艇(てい)を回転させたり派手なアクションを楽しむための「ロデオボート」というタイプのものもあります。ガイドのゆーこさんは、こちらのタイプのカヤックを選ばれていました。

サバイディカヤック洞元湖ツアーがスタート!

洞元湖は平仮名の「し」の字型に近い形状をした湖で、両脇を鬱蒼とした木々が生い茂ります。

なんだか、東南アジアの密林地帯に入っていくようなワクワク感がありました。

風もほとんどなく、湖面はとても穏やか。

ゆーこさんのサポートのもとカヤックに乗り込みます。湖面をスルスルと進むカヤックと水との一体感が心地よく、泳ぐのともまた違った感覚でした。

水に足を入れてみると冷んやりとしてとても気持ちよく、火照った身体にちょうど良い水温でした。パドルを操りカヤックを進めていきます。

ちなみに、急な方向転換時にもカヤックはかなり安定していて、ツアーを通して一度も転覆することはありませんでした。

ゆーこさんとの会話を楽しみながら、ゆっくりとしたペースで湖上での時間を過ごしていきます。

時折り湖面に迫り出した木陰に入りちょっと一息。

直射日光が避けられる木陰はとても涼しく気持ち良いのですが、水位が高い日は枝の辺りまで水がくることもあるそう。季節だけでなく、時間帯や前日の天候によっても湖の水位は変わってきます。

そうなると、木陰の下を進めないこともあり直射日光が避けられず大変な日もあるのだとか。

天然のクーラーの下でティータイム

1時間弱ほどカヤックを漕ぎ進め、ツアーの折り返し地点に到着。

ここには利根川の支流から水が流れ込む小さな滝があり、水も一段と冷たい場所です。先ほどまでの湖上の暑さが嘘のような天然のクーラーに癒されます。

他のカヤックツアーもこちらで休憩を取るらしく、色とりどりのカヤックが見えてきました。こちらで一度着岸し15分ほど休憩を取ります。

腰掛けにちょうど良い流木に座ってティータイム。サバイディカヤックでは、地元みなかみ町のおやつと飲み物をサービスしてくださいます。

本日のおやつは、みなかみ町の銘菓「仙ノ倉万太郎」。

出来たてを朝イチで調達してきてくださったそうで、しっとりとした皮の歯応えと、もちっとした餡の食感が美味しいまんじゅうでした。

これは、生地に寒天の成分を使用して作る保水力のあるしっとりとした皮と、こし餡に粒餡をミックスした特製餡を使用することで作られるそうです。

休憩の後に、少しだけ岸の奥を徒歩で散策してみました。

この場所には小さな滝があり、天然のミストとマイナスイオンがたっぷり。絶えず新鮮で冷たい水が流れ込んでくるので、湖面のちょうど良い水温に慣れきった足には堪える冷たさでした。足を入れても、その冷たさに10秒と我慢できません。

なんとか冷たさに耐え、滝の少し奥まで進んでみると、岩陰にヤマメの稚魚が!水が綺麗な証拠ですね!

すばしっこくて写真には捉えきれませんでしたが、元気に泳ぎ回る姿を見ることができました。

休憩を終え、スタート地点へと戻るため再びカヤックを漕ぎ出します。

スタートしてから折り返すまでの、たった1時間ほどの間に少しずつ風も出始め、湖面にもさざ波が立ち始めます。地上では心地良い微風であっても、湖上では大きな力となります。向かい風では、思うように前に進まないこともありました。

背後には大きな雲も現れ始め、あらためて山の天候の変わりやすさ、自然の力を感じました。

ツアーのハイライトは奈良俣ダムの堤体を眺めながら

カヤックツアーのハイライトに訪れたのが、洞元湖から奈良俣ダムの洪水吐き(こうずいばき)が見えるポイント。

奈良俣ダムは利根川支川楢俣川に建設された多目的ダムで、湯ノ小屋温泉の上部にある、土や岩石を積み上げて建設したロックフィル式のダムです。

貯水状況にもよりますが、毎年5月中旬頃に点検放流を実施していて、隣にある矢木沢ダムのダイナミックな放流とは対照的な、静かに流れ落ちる放流が楽しめます(2021年はコロナ禍により放流の公開は中止)。

大自然の中に現れる圧倒的な人工物に、人間の叡智を感じます。放流もぜひ間近で見てみたくなりました。

奈良俣ダムの堤体を見学し終え、いよいよ約2時間の洞元湖カヤックツアーも終了となります。

上半身に残る疲労感も、なんだか心地よく、頭はスッキリ、心身ともにリフレッシュしているのがわかります。

自然との一体感を得られるサバイディカヤック。その魅力を存分に満喫することができた一日でした。

奥利根のベストシーズン!秋のみなかみ町へ

最後に、奥利根が色づく秋の様子をご紹介します。9月〜10月のベストシーズンには洞元湖から、奈良俣ダムの美しい堤体と素晴らしい紅葉のコントラストを観ることができます。

(↑みなかみ町観光協会様提供写真)

カヤックに乗って湖上から絶景を堪能するもよし、ダム資料館もある展望台まで登って、色鮮やかな奥利根の大パノラマを楽しむのもよいでしょう。

新緑の時期はもちろんのこと、美しい景観が楽しめる秋のみなかみ町にも、ぜひお越しください!

(↑みなかみ町観光協会様提供写真)

[インフォメーション]

みなかみ町観光協会

〒379-1313 群馬県利根郡みなかみ町月夜野1744-1

TEL:0278-62-0401

開館時間:7:30〜16:30(観光案内)

8:30〜17:30(窓口業務)

休日:年中無休(年始のみ休業)

アクセス:上越新幹線「上毛高原駅」より徒歩約1分

JR上越線「後閑駅」より「関越交通バス・猿ヶ京行き」に乗車し約9分、「上毛高原駅」で下車し徒歩約1分

北関東自動車道「水上IC」から車で約30分

関越自動車道「月夜野IC」から車で約20分

http://www.enjoy-minakami.jp

 

 

 

 

 

サバイディカヤック

https://sabaidee-kayak.com/

〒379-1721  群馬県利根郡みなかみ町藤原(洞元湖集合)

〒379-1721  群馬県利根郡みなかみ町藤原洗の沢6322-2(奈良俣湖集合)

〒379-1721 群馬県利根郡みなかみ町藤原(藤原湖集合)

※集合場所は開始地点により異なります

 

TEL:090-8050-9292

受付時間:7:00〜20:00

 

開催時間:

モーニングツアー (現在受付中止。※個別にご相談ください。)

午前ツアー 9:30〜12:00

午後ツアー   13:00〜15:30

※雨天決行です

 

料金:

モーニングツアー (現在受付中止)

午前ツアー 大人6,500円、子供5,500円

午後ツアー 大人6,500円、子供5,500円

※3歳児はすべてのツアー料金が無料となります(要年齢確認)

 

開催期間:4月下旬〜10月下旬(水量などにより変更あり)

休日:不定休

 

アクセス:

【洞元湖集合の場合】

JR上越線「水上駅」より「関越交通バス・湯の小屋行き」に乗車し約38分、「洞元湖温泉前」で下車し徒歩約3分

関越自動車道:「水上IC」より約30分

 

【奈良俣湖集合の場合】

関越自動車道:「水上IC」より約40分

 

【藤原湖集合の場合】

JR上越線「水上駅」より「関越交通バス・湯の小屋行き」に乗車し約28分、「久保」で下車し徒歩約1分

関越自動車道:「水上IC」より約25分

 

 

※新型コロナウィルス感染拡大のため、営業時間、定休日が記載と異なる場合があります。

お越しの際は事前にご確認いただくことをおすすめします。

体験
夏(7~9月)
春(4~6月)
秋(10~12月)
自然