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2021.04.23

取材レポート

御朱印でも季節を感じたい!~花の描かれた御朱印集め~

「御朱印ガール」という言葉もできるほどブームとなってから時間も経ち、今では広く知られる存在となった御朱印集め。

本来、御朱印はお寺や神社に参拝をした証としていただくものですが、美しい筆文字やアート作品のようなデザインの御朱印に魅了され、集めたくなってしまう方が多いのもうなずけます。

そこで、御朱印にはまっている方や、これから御朱印集めをしてみたいなと思っている方へ、群馬県内で「花」が描かれた、春を感じる御朱印をいただけるお寺と神社をご紹介します。

川場村の花寺「青龍山吉祥寺」へ

はじめにご紹介するのは、利根郡川場村にある臨済宗のお寺「青龍山吉祥寺」さんです。

「花寺」の通称で親しまれている青龍山吉祥寺さんの境内は「吉祥寺百花園」となっていて、年間を通して四季折々の草花を楽しめます。

春は桜や水芭蕉、夏は紫陽花や山ゆり、そして秋には境内を囲む木々の紅葉が、古刹を静かに彩ります。

清々しい木立に囲まれて、お寺の山門があります。

伝統的な入母屋造りの山門を登ると、楼上に安置されている文殊菩薩並びに十六羅漢を見学できます。

山門の上に登れるお寺は少なく、貴重なので、ぜひ登ってみましょう。

本堂では村上俊英(しゅんえい)副住職が出迎えてくださりました。

早速、本堂を拝観させていただきます。

回廊からは、本堂をぐるりと囲むように配された庭園を観賞できます。

龍が横たわった姿に見立てた枯山水の石庭や、池や滝の静謐な眺めは、心を穏やかな方へと導いてくれます。

武尊山(ほたかやま)からの雪解け水が流れる青龍山吉祥寺さんの庭園は、「車椅子でも来ることのできる尾瀬」をテーマとして造られているそう。

尾瀬に行ってみたいけれど、足腰や体力に自信がないな、と思っている方は、ぜひこちらの庭園で尾瀬の自然を感じてみてください。

「映え」必至、本堂内にある話題のスポット

本堂内には抹茶とお茶菓子をいただけるお部屋があり、そのお部屋にある猪目窓(いのめまど)が今、SNS上で話題となっています。

猪目窓とは、猪の目のような形をした窓で、古くから日本に伝わる伝統文様の一つなのですが、これ、ハート形に見えませんか?

部屋の内側から見てみると、ハート形の窓の向こうに庭園の緑が見え、SNS映えすること請け合いなのです。

猪目窓には、「災いを除け福を招く」という意味が込められていて、約1,400年前から、お寺や神社の建築装飾として用いられてきました。

伝統的な装飾なのにどこか新しいこちらの「映え」スポットは、3年ほど前に、鎌倉の明月院からインスピレーションを受けて造ったとのこと。

当初は明月院のような丸窓を想定していましたが、御住職のアイディアで、猪目窓にデザインを変更したのだとか。

今では、SNS映えを狙って撮影に訪れる人や、窓の前で結婚式の前撮り写真を希望するカップルが後を絶たない、話題のスポットとなっています。

全国的に見てもこんなに大きな猪目窓は、他にはないそうですよ。

本堂でいただくお抹茶

普段、抹茶をいただく機会というのは少ないですよね。

猪目窓や庭園を眺めつついただく抹茶とお茶菓子の味は、格別です。

青龍山吉祥寺さんの本堂は、いわゆる「寺カフェ」とは異なり、ゆっくりと抹茶を味わえる「お茶所」といった雰囲気を大切にしているそうです。

抹茶をいただきつつ、日ごろの忙しさを忘れ、しばし心を開放してみてはいかがでしょうか。

花寺の御朱印をいただきに

本堂を拝観した後は、御朱印をいただきに行きます。

御朱印は、その場で書き入れていただける他、書置きのものが12種あります。

季節や好みのデザインで選ぶもよし、描かれている仏様の種類で選ぶもよし。

私は、桜や梅など、春の花が描かれている御朱印をいただきました。

玉村町の日光例幣使道沿いにある「玉村八幡宮」へ

続いてご紹介するのは、中山道倉賀野宿(なかせんどうくらがのしゅく)から日光道楡木宿(にっこうどうにれぎしゅく)までの約90kmを結ぶ日光例幣使道(にっこうれいへいしどう)沿いにある神社、「玉村八幡宮」さんです。

 

玉村八幡宮さんは、佐波郡玉村町の中心部にあり、厄除け開運や交通安全、縁結び、安産など、様々なご利益があるとされているパワースポットです。

境内の魅力や見どころを紹介してくださるのは、玉村八幡宮の禰宜・梅林健二さん(写真右)、玉村町魅力発信機構の梅村裕希さん(写真中央)、玉村町役場企画課ブランド推進係の平野敏行係長(写真左)です。

 

実はお三方が立っている太鼓橋の下に流れている水路は、群馬県内で3件目に登録された「世界かんがい施設遺産」なのだそう。(世界かんがい施設遺産とは、かんがいの歴史・発展を伝えるかんがい施設を適切に保存していくために、歴史的なかんがい施設を国際かんがい排水委員会(ICID)が認定・登録する制度のこと)

農作物を育てるために必要な水を、人工的に農地へ送ることを「かんがい」と言います。

こちらの水路は、江戸時代に利根川からひいてきた水が流れているとのこと。

教えていただかなければ、何気なく通り過ぎてしまいそうな太鼓橋。

初手からとても興味深い情報を伺うことができました。

いくつもの時代が混在する境内へ

太鼓橋を渡り、参道の一番奥まで進むと、本殿があります。

誉田別命(ほんだわけのみこと・応神天皇)、気長足比売命(おきながたらしひめのみこと・応神天皇の母、神功皇后)、比咩神(ひめのかみ)の三柱を祀るこちらの本殿は、群馬県内で初めて「国の重要文化財」に指定された建物です。

建物の装飾をじっくりと見て行くと、拝殿(私たちがお参りをする建物)と比べ、本殿には華美な彫刻が施されていないことに気が付きます。

これは、本殿が建てられた時代が、まだ彫刻の技術が発達する前だからだそうです。

室町・安土桃山時代の建築様式を残した本殿は、そのシンプルさこそが、貴重な歴史的建造物である証なのですね。

本殿が移築されたのが江戸初期、本殿から続く幣殿・拝殿や神楽殿(写真奥)が建てられたのが江戸中期、そして神社の玄関口である隨神門(ずいしんもん)が建てられたのが江戸末期と、境内にいくつもの時代が混在しているところも興味深いな、と感じました。

パワースポット感満載!「V字の松」

境内から場所を移して、北駐車場へやってきました。

北駐車場には、他では見たことのないV字の松の木があります。

なんとも不思議な形をしたこちらの松の木は、自然と今の形になったのだそうです。

こんなにわかりやすく「パワースポット感」を醸し出してくれる松の木があって良いのでしょうか!?

「昇龍・勝運の松」と呼ばれるこの松に触れれば、これからの運気がグンと上昇しそうな気がします。

森の少ない玉村町では、本殿後ろ側のV字の松がある境内の森は、とても貴重なものなのだそう。

映画のロケ地となることもある境内の森は、紅葉の時期もすごく美しいので、季節を変えてまた訪れたいと思いました。

季節のイベント

玉村八幡宮さんでは、定期的に境内のライトアップを行っています。

次のライトアップは、6月30日~7月11日に開催予定とのことです。

新緑のライトアップ、必見です!

 

また、毎月10日には人形を供養する「人形感謝祭」が開催されます。

毎月1,000体以上の人形が納められるという「人形感謝祭」。

毎月決められた日に人形供養を行う神社は、全国的に見ても珍しいそうです。

ご自宅に供養してもらいたい人形がある方は是非。

花の御朱印をいただきに

玉村八幡宮さんでは、通常の御朱印に加え、時期によっては季節限定の御朱印をいただくことができます。

また、「戌の日(2021年4月は8日/20日、5月は2日/14日/26日)」と「亥の日(2021年4月は9日/21日、5月は3日/15日/27日)」には、「戌亥詣」の特別な御朱印をいただけます。

私が訪れたのはちょうど亥の日だったため、通常の御朱印と戌亥詣の御朱印をいただくことができました。

しかも可愛らしいオリジナルのアメのおまけ付き!

月毎に変わるお花の印、4月は「桜」です。

さりげなく押印してある桜の花が可愛らしいですね。

 

青龍山吉祥寺さん、玉村八幡宮さんにて、花の描かれた御朱印をいただき、春を感じることができました。

季節毎に描かれる花が変わるため、参拝するごとに御朱印をいただくのも楽しみのひとつになりそうです。

[インフォメーション]

青龍山吉祥寺

〒378-0115群馬県利根郡川場村門前 860

TEL : 0278-52-2434

拝観時間:9:00-17:00(季節・天候により変更あり)

拝観料金:大人600円(小・中・高校生350円)

アクセス: JR上越線沼田駅から川場巡回バスで吉祥寺入口下車、徒歩3分、または関越高速道路沼田ICから車で約10分

http://kitijyouji.com/

 

玉村八幡宮

〒370-1132群馬県佐波郡玉村町下新田1番地

TEL:0270-65-2305

アクセス:JR新町駅、高崎駅、前橋駅、伊勢崎駅よりバス、もしくは関越自動車道高崎玉村スマートインターチェンジより車で約5分

http://www.tamamurahachimangu.net/

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