深い雪が徐々に解けて、大地が少しずつ顔を覗かせる頃、群馬の春は始まります。アウトドアスポーツやハイキングを最高にエンジョイできるシーズンです。利根川上流のみなかみ町では、大量の雪解け水が川に流れ込むこの時期、日本有数の激流ラフティングを楽しめます。スリル好きにはたまらない体験となることでしょう。
ラフティング(みなかみ町)
5月中旬からは尾瀬のハイキングシーズンの幕開けです。芽吹き始めた木々と周囲の山々の残雪とのコントラストはとても印象的。5月下旬には解けた雪の下から水芭蕉が咲き始め、春の湿原を純白に彩っていきます。色とりどりの可憐な高山植物も次々と花を開き、その幻想的な光景と清々しい空気を求めて多くの観光客が訪れます。
春の尾瀬(片品村)
上毛三山と呼ばれる赤城山、榛名山、妙義山をはじめ、標高2,000mに及ぶ谷川連峰、東部には日光白根山、西部には浅間山と、群馬にはさまざまな表情を持つ山がたくさんあります。新緑が美しい夏は登山に挑戦してはいかがでしょう。ファミリーやビギナー向けにハイキング感覚で自然を楽しめるお手軽コースから、上級者向けの本格的な登山コースまで多種多様です。
赤城山ハイキング(前橋市)
夜には山の上からの星空観賞がオススメ。谷川岳天神平や丸沼高原、玉原高原ではこの時期、星空の観察会を開催しています。人工の光が一切ない場所で、満天の星空を眺めるひと時は日常を忘れさせる別世界です。また、自然豊かな群馬にはホタルの里も各地に点在。優しい光を放ちながら乱舞する光景は一見の価値ありです。
星空観賞
秋の訪れと共に、山を覆う木々が赤や黄色に色づき始めます。一日一日と色濃くなり、まるで自然のモザイクを見ているような美しさです。「関東の耶馬渓」と称される吾妻渓谷や、ナナカマドが真っ赤に染まる白根山周辺、雄大なパノラマが一望できる谷川岳天神平など、群馬の紅葉の名所は数えきれないほど。そのスケールの大きさに圧倒されること間違いなしです。
草津白根山 紅葉狩り(草津町)
秋の群馬のもうひとつのお楽しみはフルーツ狩り。昼夜の温度差が大きく、日照時間が長い群馬県では、果樹栽培に良好な条件が揃い、おいしいリンゴが育ちます。観光リンゴ園もたくさんあり、「陽光」「ぐんま名月」「スリムレッド」など、群馬県オリジナルの品種をその場で味わえます。その他にも、たくさんの観光ぶどう園が存在する榛東村や吉岡町でたくさんの品種を食べ比べたり、明治時代からナシ栽培を行っている高崎市榛名地区で、みずみすしいナシを味わったり。群馬の秋の味覚を存分に召し上がれ。
フルーツ狩り
群馬の冬の醍醐味はウィンタースポーツに挑戦すること。群馬の雪は北海道並みのパウダースノーといわれ、スキーやスノーボードをはじめ、多彩なスノーアクティビティを思う存分楽しむことができます。周辺に日帰り温泉施設があるゲレンデが多いのは温泉大国の本県ならでは。ウィンタースポーツを楽しんだ帰りに、温泉でゆったりという贅沢なバカンスを過ごせます。
近年は、雪の上を西洋かんじきを履いて歩き、冬の森を探検したり、動物の足跡を発見したりするスノーシューツアーも人気を集めています。そのほか、東部にある多々良沼やガバ沼に飛来する白鳥も群馬の冬の代名詞。その華麗な姿をぜひ観賞してみてはいかが。
ウィンタースポーツ












